用語集

用語解説集

錫めっき(すずめっき)

鉄への錫めっきは古くよりブリキとして知られ、食品容器など多方面で使用されている。これは、すずの以下の特性を利用したものである。

1. 銀白色の半光沢または鏡面光沢に仕上げることができる

2. 大気中で変色しにくく有機酸などに対して不安定である

3. 他の金属に比べて毒性が低い

4. 柔らかく展延性に富む

5. 融点が低く、はんだ付け性が優れる

しかし、銅または銅合金を素材とする錫めっき材の場合は、電気的特性、機械的特性及び加工性により電子機器部品に用いられることが多い。特性的には、金や銀のほうが優れている場合が多いが、性能とコストのバランスから使い分けられている。 錫めっき材は電子部品の中でも端子・コネクタに加工されることが多い。しかし、ウィスカー(針状金属結晶)の発生等の問題がある。

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